保育士資格を保持する方で、子育てが落ち着いたり異業種から、保育の求人を探す場合にブランクを気にする方がいます。たとえ専門の資格を保持していても、再開するとなれば相応に不安を抱くでしょう。知識が技術面はもちろん、体力や家庭との両立など、一人一人で異なる悩みがあります。
保育補助の求人を選ぶことが一つの方法ですが、就業先選びは欠かせません。病院や企業内保育所の場合、職員の子どもを保護者の代わりに養育する仕事となります。定数が19名以下の小規模な施設では、じっくりと養育できる環境が整っているでしょう。求人サイトから確認する場合は、規模など情報収集を行い、ライフスタイルに合った選び方をしましょう。
小規模がブランクがある方に良い理由
ブランクがある方が、小規模の保育施設で保育補助の業務を行うと良い理由はいくつかあります。
保育園や幼稚園の場合は、季節行事などのイベントがありますが、小規模の施設なら大きなイベントはおおむね少ない傾向です。その分、保育補助の仕事であっても、生活場面でじっくりと子どもと関わることができます。室内での活動がメインの園ならば、子どもたちの管理がしやすいうえ、体力がなくても働きやすいでしょう。乳幼児が対象の施設なら、より緩やかな働きが見込めます。
また、病院内などにある院内保育所などは子育てとの両立をコンセプトに運営している所があります。特に子育て世代の場合、育児経験をそのまま仕事として活かせるでしょう。求人応募をする際に、たとえブランクがあっても大きな武器として利用が可能です。
求人応募にあたり働き方は確認しましょう
保育補助の求人応募の際に、働き方の確認は欠かせないポイントとなります。残業や家庭で持ち帰る業務はないので、育児をされている場合は、両立を図りやすくなります。働き方は、正規職員のようなフルタイムだけでなく、週2回程度などライフスタイルに合った選び方が可能です。子育てが落ち着いたり、ブランクからの回復が見込まれた際に、フルタイムの求人へ切り替えることも一つの方法です。たとえ就業先が短時間労働の保育補助で採用された場合であっても、正規職員となれば手当や賞与が得られます。
なお、保育士の多い施設では、保育補助の業務は運営のサポートと片づけがメインとなります。一方、人員が少ない施設ならば、保護者対応や入所児童の遊びを行うなど、保育士と同様な仕事を求められるケースがあります。